保護者を教育委員に 2人増員し1人は公募で

愛知県一宮市はこのほど、教育委員会委員を現行の4人から6人にすると明らかにした。増員する2人は、児童生徒の保護者を想定。うち1人は公募により選考する。

これは、2月6日に、同市の中学校3年生男子が携帯ゲーム機に「担任によって人生すべてを壊された」といった内容の遺言を残して自殺した事件を受けたもの。

増員する2人は、いずれも市内の公立学校に通う児童生徒の保護者となる見込み。1人は地域から人選を行い、7月1日に就任。もう1人は4月から公募による選考を実施予定で、10月1日の就任を目指す。

現在、同市の教育委員はいずれも未成年者の親権者。ただし、市内の小・中学校に通う児童生徒の保護者は1人だけ。

市教委は「児童生徒の保護者による現在進行形の意見を教育行政に反映するため」としている。

同市の中学校3年生男子の自殺問題では、担任の同生徒への対応について、保護者が学校に改善を求めていたにもかかわらず、十分にできていなかったとされている。

同市は2月に入り、2回にわたって、自殺を受けた臨時総合教育会議を実施。21日には、昨年11月に同市の総合教育会議で承認を得た「一宮市教育大綱」を公表した。

あなたへのお薦め

 
特集