ノークラブデーなど 府立学校への指示事項まとめる

大阪府教育庁はこのほど、府立高校と支援学校の教育指針として、冊子「平成29年度府立学校に対する指示事項~『大阪の教育力』の向上に向けて~」をまとめた。府立学校の全教職員に配布する。

冊子は、取り組みの重点として、▽公私の切磋琢磨による高校の教育力向上▽障がいのある子供の自立支援▽豊かでたくましい人間性のはぐくみ▽教員の資質向上▽学校の組織力向上と開かれた学校づくり▽安心で安全な学びの場づくり――の6点を提示。

教員の資質向上については、教職員の長時間勤務の縮減を明記した。府教委は昨年12月、全府立学校に「全校一斉退庁日」および「ノークラブデー(部活動休養日)」の設定を通知。遅くとも午後7時までには全員退庁する日や部活動を行わない日を、少なくとも週1日設けるとしている。

府は、平成28年度に実施した「子どもの生活に関する実態調査」の結果を踏まえ、生徒が家庭の経済状況にかかわらず、能力や可能性を伸ばせる教育を推進している。指示事項には、経済的な理由で就学困難な生徒への配慮のほか、生徒の状況に応じた指導の工夫や、多様化する生徒指導上の課題への対応の充実策が盛り込まれた。

府教委は「指示事項を確認し、学校の教育活動を再点検してほしい」としている。

また市町村教委には、指導・助言の基本方針となる「平成29年度市町村教育委員会に対する指導・助言事項」を配布。内容の周知徹底を図る。

いずれも大阪府のウェブサイトで閲覧できる。

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