27年度問題行動調査で確定値 いじめ認知22万5千件超

文科省は2月28日、平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の確定値を公表した。いじめの認知件数は小・中・高校と特別支援学を合わせると22万5132件で、前年度と比べて大幅に増加していた。暴力行為は小・中・高校で5万6806件となり、特に小学校だけで増えていた。

調査は全国の国公私立小・中・高校と特別支援学校を対象に実施。

いじめの認知件数は小学校15万1692件、中学校5万9502件、高校1万2664件、特別支援学校1274件となった。児童生徒1千に当たりの認知件数は16.5人。前年度の認知件数の総数は18万8072人だったので、大幅に増えていた。

暴力行為は小学校だけが1万7078件と増加していた。その一方で中学校3万3073件、高校6655件と前年度と比較すると減少している。

また小・中学校における長期欠席者(年間30日以上=病欠、経済的理由な、不登校その他)は19万4898人で、このうち、不登校児童生徒は12万5991人だった。

このほか、自殺した児童生徒数は215人となった。内訳は小学生4人、中学生56人、高校生155人。自殺の理由は、▽進路問題▽家庭不和▽精神障害など。いじめを苦に自殺したのは9人(小学生1人、中学校5人、高校生3人)だった。

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