副校長を支援する人材を配置 都がチーム学校で報告書

東京都の「チームとしての学校の在り方」を検討する委員会が、このほど報告書を公表した。教職員が多様な専門人材と協働するなどの新しい学校観を提示。副校長を支援する人材の配置や部活動の外部指導員活用などを提言している。

目指すべき「チーム学校」像では、子供を巡る課題が多様化する状況の中で、教員を中心にした学校組織から、教職員が多様な専門人材と連携し、協働しながら対応する新しい学校観への転換が必要になると述べる。

早急に取り組む内容としては4点を挙げた。

「学校マネジメントの強化」では、校長、副校長、教員の業務の見直しと明確化を指摘。副校長を支援する人材を新たに配置し、副校長が本来の業務に注力できる環境を整える点を示した。

「教員と専門人材との役割分担や連携」では、部活動で外部指導員の活用を進め、教員の負担軽減を図るなどを掲げる。

「地域連携による学校教育の充実」では、コーディネーターの育成支援や地域の窓口になる教員を育成する必要を訴えている。

「学校事務の共同実施と学校事務職員の専門性向上」の必要性にも触れている。

教員が子供の指導に専念するために、学校現場の長時間労働や多忙化の解消に向けた「働き方改善」も促す。重視するべき視点としては、▽小学校の専科教員の拡大▽中・高校の部活動の外部協力▽学校現場の業務改善▽適正な勤務時間の管理――を示している。

都では、昨年6月から同検討委員会が議論をスタート。チーム学校によって、多様な人材を生かした教育の質の向上や学校組織運営を実現しようと話し合ってきた。

あなたへのお薦め

 
特集