4人に1人が情報を信頼しない スマホ所有率は上昇

調査結果を発表する吉田課長
調査結果を発表する吉田課長

デジタルアーツ㈱は3月1日、「第10回未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利活用における意識調査発表会」を開催した。同社の調査によると、小学校高学年のスマートフォン所有率は60%を超え、低年齢化が急速に進んでいた。また信頼できる情報源について、「どこも信用していない」と回答したのは子供も親も2割半ばとなり、4人に1人の割合となった。

調査は、1月10日から16日にかけて、インターネットで実施。全国の小学校4年生から高校生までの男女618人と、全国の未就学児から小学校3年生までの子供を末子とする保護者579人の計1197人から回答を得た。

調査によると、未成年者(10歳から18歳まで)のスマートフォン所有率は80.3%で、平成28年1月に行った前調査の70.6%から増加。高校生が98.5%(前回97.6%)、中学生は82.0%(同76.2%)、10歳から12歳までの小学生が60.2%(同37.9%)。特に小学生の所有率の伸びが著しく、スマートフォンの低年齢化が急速に進んでいるのが分かる。

これについて同社の吉田明子管理部広報課長は「格安スマートフォンの広がり、兄や姉の所有が影響しているのでは」と述べた。

1日の平均使用時間は、子供全体で3.2時間となり、前回の3.0時間と比べて微増。スマートフォンのフィルタリング使用率は、10歳から18歳までで53.9%。前回の52.3%から大きな変化は見られなかったが、微増だった。

ネット上の友達と「会ってみたい」「会ったことがある」子供は47.4%(同49.4%)。中でも、女子高校生は53.3%(同68.5%)。前回から減少する一方で、女子小学生は55.6%(同31.3%)と大幅に増加した。

また一番信頼している情報源として「テレビ局」と回答した子供は39.3%、親は28.8%、「新聞社」が子供21.8%、親23.3%。その一方で、子供の23.6%と親の25.6%が「どこも信用していない」と回答した。

同社の工藤陽介経営企画部経営企画課政策担当課長は、学校や家庭に求められる対応として、教える側の正しい知識の保有や子供への学習機会の提供、セーフティネットの導入などを挙げた。

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