マンホールトイレ 全市立小・中学校に整備

エトキ=仮設トイレとして簡単に設置できる災害用マンホールトイレ
仮設トイレとして簡単に設置できる災害用マンホールトイレ

東京都立川市は、全市立小・中学校30校に災害用マンホールトイレを整備、このほど完了した。大規模震災などで学校が避難所となった際のトイレ整備事業として、段階的に進めてきた。整備数は、小学校21校に各8機、中学校9校に各10機の合計258機。

プールの水などで、排泄物を直接下水道管に流す仕組み。災害などで停電や断水が発生し、水洗トイレが使えなくなった場合に備える。

大災害時には、トイレが使えなくなったり、トイレ環境が悪化したりする問題が、これまで繰り返し起きている。被災者がトイレの使用回数を減らそうと水分摂取や食事を控える場面が増えるので、体調を壊し、多様な疾患が発生する可能性が高まってしまう。

そんな課題を踏まえ、同市では、避難所となる学校の同トイレ整備を、平成26年度から開始。3年間かけて整備を図ってきた。

同市では、地域や自治会の防災訓練などで、同トイレの設置や使用方法などを伝えている。学校管理職には、こうした訓練などへの参加を通して周知を図っている。