教員養成体制の充実へ 国際バカロレアで中間まとめ

取りまとめに向け意見を出し合った
取りまとめに向け意見を出し合った

文科省の国際バカロレア(IB)を中心としたグローバル人材育成を考える有識者会議は4月17日、同省で第3回会合を開いた。事務局は、同会議の中間取りまとめの構成案と骨子たたき台を提示。IB推進の意義を再確認するとともに、導入校への支援や教員養成体制の充実などを行っていくとした。

同たたき台には、IB推進の在り方や今後の推進方策などを明記。

課題については、IB推進の意義の再確認や日本型教育の海外発信、IBに関する普及啓発活動の継続などが必要とした。国内でのIBプログラムの導入や実施に関する課題や導入事例、採用情報等が学校や教員によって共有できる体制の構築や基盤の整備も求められる。一部科目を日本語でも実施可能とされている「日本語DP」などについての指導法の開発や教員養成も必要となる。

これらの課題を踏まえた具体的な推進方策としては、▽IB導入校に対する支援等▽国内大学入学者選抜でのIBの活用▽IB教員の確保に向けた取り組み▽グローバル人材育成施策との連携▽IBに関する適切な情報提供・発信――を提示。情報共有体制の構築やIB教育の効果検証、教員養成体制の充実などに向けて取り組んでいく。

委員は公立学校の教員異動について触れ、IB導入校以外でもIB教員としての資格を得られるような体制の構築を求めた。

同会議では他にも、国際バカロレアアジア太平洋地区年次研究大会の報告や外部有識者からのヒアリングを実施。札幌市教委や国際バカロレア・デュアルランゲージ・ディプロマ連絡協議会、Tsukuba International School(つくば・インターナショナル・スクール)などの取り組みについて発表された。

あなたへのお薦め

 
特集