特別支援教育5つの柱 5年間で継続的な支援へ

福岡県教委は、「福岡県特別支援教育推進プラン~一人一人が輝く共生社会の実現を目指して~」をこのほど策定した。5つの柱を示し、策定の必要性や推進プランの内容などを明記。特別支援学校・学級、通級指導などの現状と課題、施策の方向を項目ごとにまとめたほか、卒業後の自立や支援の充実についても触れた。就学前から学校卒業後までを見通した、一貫した継続性のある指導・支援の充実に向けた施策を推進していく。期間は今年度から平成33年度までの5年間。

同プランが視点とする柱は、①連続性のある多様な学びの場における教育の充実②就学前における支援の充実③卒業後の自立と社会参加を目指した支援の充実④安全・安心かつ効果的に学べる教育環境の整備⑤専門性の向上と支援体制の整備・充実――。

施策の方向性としては、①個別の教育支援計画に基づいた合理的配慮の提供など、一人ひとりの実態に応じた指導の充実②幼稚園等での特別支援教育推進体制や市町村教委での早期相談・支援体制などの整備③障がいのある生徒への職業教育の推進や学校や企業関係者、労働・福祉関係機関などとの連携強化④在籍者増に対応した特別支援学校の整備や教室不足を解消し段階的に高等部の学級編制基準を見直す⑤特別支援学校教諭について、平成32年度を目途に免許状保有率95%を目指す――などを示した。

最後には、特別支援教育で用いられる用語解説も盛り込んだ。

実施に当たっては、市町村や知事部局、家庭・地域・企業などと連携協働していくという。

同県では、今年3月に「福岡県教育振興基本計画」を策定。同計画内に、特別支援教育の推進を盛り込んでいるのを踏まえ、今後の特別支援教育に関する施策推進のための指針となる同プランを策定した。

詳細は同県サイトに。