IoTで子供を守れ 東京都渋谷区が6月から社会実証

ビーコンを装着したランドセル
ビーコンを装着したランドセル

東京都渋谷区は6月から、同区立小・中学校の児童生徒を対象に、IoT技術を活用した見守りに関する社会実証を開始する。東京電力ホールディングス㈱と取り組む。

社会実証では、ビーコン(電波発信器)を搭載したキーホルダーをランドセルに装着するなどに取り組む。ビーコンからの発信によって、家族や保護者らはスマートフォンやパソコンで、子供の位置情報履歴を把握できる。あらかじめ登録した場所を、ランドセルを背負った児童が通過すると、位置情報をメールで確認できる。

対象エリア内では基地局を、公共施設や民間施設、東京電力グループの設備に設置する。その他、無料アプリをインストールした住民らのスマートフォンを、ビーコンの電波を受信する基地局として活用する。これにより、都心部である渋谷区で、どれくらいの基地局を必要とするかを検証する。

専用端末はGPS端末と比較した場合、低コストで電池寿命が長く、頻繁に充電する必要がないという。またビーコンの電波を受信する基地局も、電源コンセントにさすだけで設置できるため、サービスの基盤となるシステムを速やかに構築できるのが特長。

この社会実証は児童生徒以外にも、同区内の高齢者を対象としている。