教職員からアイデアを公募 県の事業立案・改善で

茨城県教委はこのほど、県内に勤務する教職員を対象に、教育の具体的な施策に関するアイデアを公募する「教職員アイディアオリンピック」の開催を発表した。募集部門は県の事業立案・改善に資する「施策部門」と、各所属ですぐに実践できる簡易なアイデアや実際の取り組み例の「実践アイディア部門」の2つ。受賞提案をはじめ応募提案については、施策化や活用実施に向けて検討する。募集期間は8月31日まで。

同県教委では、社会全体による子供たちの自主性・自立性の育成などを基本方針とした「いばらき教育プラン」を推進中で、この公募は、同プランの実現を目指したもの。重要テーマとして同プランで重きを置く就学前教育・家庭教育への取り組みをはじめ、教職員のコンプライアンス確保や負担軽減・業務改善といった、近年、教職員側が抱えている問題を想定している。また県の関係事業についての施策や教育現場からの視点による改善案など、フリーテーマの提案も受け付ける。

「教職員アイディアオリンピック」は今回で9回目となる。実際に生かされたアイデアもあり、平成26年度に優秀賞を受賞した「体系的な広報研修の実施」は、教委主催の広報研修会へと発展し、現在も続いている。昨年度は136件の応募があり、優秀提案として選ばれた9件のうち「教員を志望する大学生向けの青少年施設における野外活動指導実習」は、実施に向け検討段階に入っているという。

審査会で優秀と認められた提案には、教育長からの表彰とともに記念品が贈呈される。