農業やAIテーマに あいちSTEM教育推進で指定校

愛知県は、研究指定校13校で、STEM(科学・技術・工学・数学)4分野に関する研究や教材開発を行う「あいちSTEM教育推進事業」を実施する。

理工系大学と連携してSTEMに重点を置いた教育課程を研究する「あいちSTEMハイスクール」は瑞陵高校、大府東高校、半田農業高校、岡崎工業高校、豊橋工業高校の5校。STEM分野の教材開発などを通して、理数工学の指導者を育成する「あいちSTEM教育力強化研究校」は、春日井工業高校、春日井商業高校、古知野高校、東海商業高校、松平高校、猿投農林高校、刈谷工業高校、新城高校の8校。

同事業がめざすのは「ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材」の育成。国内随一の製造業集結地でありながら、若者にみられる近年の理系離れの傾向を懸念して、県立高校を対象に今年度から立ち上がった。

「あいちSTEMハイスクール」指定校の一つである半田農業高校では、中部大学と連携して、植物工場内のLED照明を活用した植物の生育調整技術や環境制御プログラムを研究する。豊橋工業高校は、豊橋技術科学大学、愛知工科大学と共に人工知能(AI)と人との共存を視野に入れた都市設計などを学習テーマに挙げている。

「あいちSTEM教育力強化研究校」指定校には、「補習等のための指導員等派遣事業」(文科省)を活用して教員力向上支援員を派遣。ハイブリッド自動車の整備に関する教育指導や、ロボットエンジニアを養成する教材開発の強化を図る。

同事業ではこの他、産学連携の技術講座や研究発表、競技大会などの企画・運営も行う。

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