小・中学校の4割が空調設置 全校種が前回調査比増

文科省は6月9日、公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果を発表した。今年4月1日現在で、公立小・中学校の普通教室・特別教室の空調設置率は4割となり、前回調査から増加。幼稚園や高校、特別支援学校でも増加した。

調査によると、公立小・中学校の普通教室・特別教室の全保有室数82万532室のうち、空調設備を設置しているのは34万2267室。設置率は41.7%で、前回調査の29.9%から11.8ポイント増加した。

学校種別では、▽幼稚園(保育室と保育室以外の諸室)が2万3686室のうち1万3816室で設置率58.3%。前回調査比17.0ポイント増▽高校は20万7483室のうち10万2852室で49.6%。同6.2ポイント増▽特別支援は4万8677室のうち3万6251室で設置率74.5%。同7.0ポイント増――となった。

また今回調査から、体育館・武道場への設置率も調べた。

小・中学校の体育館・武道場では3万3966室のうち406室に設置し、1.2%。高校は1万31室のうち116室で1.2%、特別支援学校は1111室のうち158室で14.2%。

普通教室・特別教室の設置率を都道府県別でみると、小・中学校では香川県の92.3%が最も高かった。幼稚園では栃木県の97.7%、高校では沖縄県の84.9%、特別支援学校では埼玉県の99.7%がそれぞれ最も高かった。

体育館・武道場では、▽小・中学校は東京都の8.4%▽高校は神奈川県の5.8%▽特別支援学校は鳥取県の78.6%――が最多。

この調査は、平成10年度からおおむね3年に1回実施している。