高校生の就職試験面接 滋賀県調べで不適正質問40件

滋賀県教委によると、昨年度卒業の県内高校生のうち、就職試験の面接で不適正な質問が40件あった。

同県で就職試験を受験した生徒2558人に、試験の形式、面接での質問と回答について報告してもらい、それらを各学校で集計。県教委人権教育課が、面接での質問に不適正な内容がなかったか、判断した。

それによると、不適正質問をした企業等は、生徒が受験した全854社のうち37社、4.3%であった。前年度の65社よりも28社減少した。

不適正質問の件数自体は、前年度の76件よりも36件減少していた。

不正質問と判断した内容は、2種類に大別。(A)本人に責任のない事項、身元調査につながるおそれのあるものが23件。(B)本来自由であるべきものが17件。(A)に当たる質問は、「あなたの本籍はどこですか」「あなたの家族の職業を言ってください」など。(B)に当たる質問は、「あなたはどんな本を愛読していますか」「あなたの信条としている言葉は」など。

同県では、各学校で就職を希望する高校3年生を対象に、就職試験対策の学習会を行い、不適正質問を受けた場合は、回答を控えるよう指導している。

同県教委は、今後も公正な採用選考が行われるよう、さらに理解を深めていく必要があるとしている。

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