小児に手足口病が流行 基準超えで都が警報

小児を中心に手足口病が流行している。東京都福祉保健局によると、7月10日から16日にかけて(第28週)、都内264カ所の小児科定点医療機関から報告された定点当たりの患者報告数は6.91人/週。第25週が1.72人、第26週が2.37人、第27週が4.18人で、第28週で急増した。

保健所単位で定点当たり5.0人/週を超えると警報レベルに入るが、31保健所中23保健所の患者報告数が警報レベルを超えた。同局はこの結果を踏まえ、家庭、保健所、幼稚園、学校などでの感染予防策の徹底を求めている。

手足口病は毎夏に流行する感染症で、口の中、手のひら、足の裏などにできる発疹や水ほうが主な症状。これらは3~7日程度で消失するが、発熱、食欲不振、のどの痛みなどを伴う場合もある。大人が罹患すると重症化しやすい。

同時期に流行するヘルパンギーナや咽頭結膜熱(プール熱)と同様に、ウイルスによって引き起こされるために、特異的な治療法やワクチンはなく、感染予防が非常に重要。

同局は、患者の咳やくしゃみなどの飛沫からの接触感染を避けるために、▽手洗いやうがいの励行▽咳やくしゃみをするときには口と鼻をティッシュなどで覆う咳エチケットを心がける▽集団生活でタオルの共用を避ける――などの留意点を挙げている。

あなたへのお薦め

 
特集