進路選択の一助に 岐阜県で施設入所児童が職場体験

岐阜県は、県内の児童養護施設などに入所している児童を中心に、企業でのインターンシップ(職場体験)を実施する。7月26日から8月25日にかけて、児童養護施設9施設から中学生17人、高校生27人、特別支援学校高等部5人、その他1人の計50人と、ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業所)への委託児童から高校生2人が参加。県の児童養護施設等サポーター企業など13の企業・法人が受け入れる。

このインターンシップは、今夏で2回目。背景には、児童養護施設に入所していた子供たちの、就職後の離職率の高さがあった。施設入所児童が将来の人生設計を早い段階から考え、自身の希望や適性に合った就職などの進路選択ができるよう支援し、離職防止につなげる狙いがある。

受け入れ企業は、昨年から3事業所増えた。メーカー、銀行、イタリア料理店、電気設備工事会社など、幅広い業種が顔を揃えた。

昨年参加した児童からは「普段しないことをいろいろと経験させてもらい、今後の仕事など、将来について考えることができてよかったし、何より楽しかった」「今回の体験が自分の経験となり、将来の一歩につながると思った」などの感想が寄せられている。