安全な暮らしや感性育てる キッズデザイン賞298点

キッズデザイン賞を受賞した福岡市こども総合相談センターえがお館のホームページ
キッズデザイン賞を受賞した福岡市こども総合相談センターえがお館のホームページ

特定NPO法人キッズデザイン協議会は、子供の安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・サービス・研究活動などを顕彰する「キッズデザイン賞」の、第11回受賞作品298点を、このほど発表した。

受賞作品は、㈱文響社の「日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル」や㈱ブックビヨンドの「学研図書ライブラリー」、佐藤朝美愛知淑徳大准教授による研究「家族対話を促すファミリー・ポートフォリオの開発」、福岡市こども総合相談センターえがお館のウェブサイトなど。

キッズデザイン賞は、①子供が安全に暮らす②子供が感性や創造性豊かに育つ③子供を産み育てやすい社会をつくる――の3つのデザインミッションを実現するための優れた製品・空間・サービスを選び、広く社会に伝えるのを目的として顕彰する制度。今年度は462点の応募があった。

募集対象は、日用品、住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究と幅広い。子供用のものはもちろん、大人向けに開発されたものでも、子供目線や子供への配慮があるデザインであれば、審査対象となる。

今年度はアプリ・IT・テクノロジー系の分野の応募が増加傾向にあった。また教材・学習サービス部門の応募数は昨年度の約3倍で、インターネットやデジタル機器の普及、プログラミング教育に注目が集まる近年の社会的背景が反映されていた。

「子どもたちの安全・安心に貢献する部門」では、プラス㈱のスライドカッター「ハンブンコ」が受賞した。刃が露出していない形で、紙を簡単に切れる手動裁断機である。これまでの手動裁断機は、刃がむき出しの形状だったの、子供たちの手に触れない別室での管理が必要だった。「ハンブンコ」はその必要がなく、教室内に常置して、必要なときにいつでも使用できるので、利便性も高い。

9月25日には、受賞作品から最優秀賞「内閣総理大臣賞」1点、優秀賞「経済産業大臣賞」4点、「消費者担当大臣賞」1点、「少子化対策担当大臣賞」2点、「男女共同参画担当大臣賞」1点、特別賞「東京都知事賞」1点などが発表され、表彰される予定。

関連記事