リカレント教育の生かし方など 有識者会議が初会合

文科省の、男女共同参画推進のための学び・キャリア形成に関する有識者会議は10月5日、第1回会合を同省で開いた。▽リカレント教育を生かした復職や再就職しやすい環境の整備▽実践的な職業教育や就労支援を総合的に提供するプラットフォームの形成――を目的にした、各大学や企業の委託事業の概要が報告された。

(株)いわきテレワークセンターは、産官学が協力したリカレント教育の実現を目指す。女性のセカンドキャリア構築を視野に、学びを通して意識や行動力を高め、再就職の意欲やキャリア志向性、地域貢献へと向かう力を育むとした。

そのため、既存の職業能力の育成だけでなく、高度なITスキルや新産業の創造に必要な、学び直しプログラムの実施を重視。地域特性を生かしたカリキュラムの体系化や、地域の企業などと連携したコアコンピテンシーモデル作成など、事業ポイントを話した。

徳島大学は、地方の女性のキャリア形成支援と、保育環境整備の実証事業について説明。男女共同参画社会の実現に向け、男女が共に子育てをし、安心して学びながら働ける環境の整備と、ニーズに応じた保育環境の在り方を検証する。

委員からは、▽ニーズの的確な把握と、対象に合った事業内容への配慮▽利用者が求める事業に適切にアクセスするための、ライフステージに応じた情報提供の工夫――など、事業を充実させるための提案が出た。