「低身長で嫌な思いした」約8割 親の認識と隔たり

「低身長で嫌な思いをしたことがあるか」の調査結果
「低身長で嫌な思いをしたことがあるか」の調査結果

㈱ファイザーはこのほど、「低身長の子供をもつ親と本人への低身長に関する意識調査」の結果を発表した。身長が低いことで嫌な思いをしたことがある「本人」は約8割で、「子供が嫌な思いをした」と答えた親の3割と比べ、認識に隔たりが見られた。

同調査は9月20日の子供の成長啓発デーを前に実施。同性同年齢の人と比べて、-2SD(標準偏差)以下の低身長に該当する18歳以上の男女500人と、3歳から18歳の低身長の子供を持つ母親500人に、8月30日から9月1日の2日間にアンケートを行った。

自身、または子供の低身長に対し、「健康なので特に問題ない」という回答は本人73.0%、親61.0%。

身長が低い原因は、遺伝と考えている人が最も多く、本人75.0%、親53.0%と半数以上だった。一方、病気と答えた割合は本人9.4%、親7.2%だった。

身長が低いことで、実際に嫌な思いをしたことがあると答えた本人の割合は79.6%、子供が嫌な思いをしたことがあると答えた親は33.0%と、親と子供の認識に隔たりが見られた。

また、「身長が低くなかったら、今とは違った生活だったと思う」と考えている人は61.8%だが、親は17.2%と、3倍以上の差があった。

背が伸びにくい原因について、遺伝や食生活、睡眠以外にも、成長ホルモンが出にくい体質・病気の可能性があることや、医療機関で検査でき、治療法があることを示し、認知度を調べた。知っていたと答えたのは、本人は31.6%、親は49.2%で、半数以上が病気の存在を知らなかった。

また、条件を満たせば、成長ホルモン療法に関する費用助成が受けられることについて、知っていた親は23.6%。本人は8.2%と低い割合に留まった。一方、助成を受けられたことを知っていれば医療関係者に治療を相談したいと思う割合は、親が34.5%だったのに対し、本人は50.4%と半数に上った。