長野県教委がLINEでいじめ・自殺相談 一日100件超

会見に臨む出澤剛LINE社長(左)と阿部守一長野県知事(今年8月、長野県提供)
会見に臨む出澤剛LINE社長(左)と阿部守一長野県知事(今年8月、長野県提供)

長野県教委がこの9月、通信アプリ「LINE」でいじめ・自殺相談を行ったところ、2週間で1579件と、一日100件超の相談があり、平成28年度の電話相談件数を大幅に上回った。同県教委が10月10日、公表した。

同県教委は8月に、LINEアカウント「ひとりで悩まないで@長野」を開設。県内の中高生らを対象に、LINEアカウント登録カード約12万人分を配布した。その上で、9月10~23日の期間、午後5~9時にかけて、常時10人の相談員を配置して、いじめ・自殺相談を受け付けた。

その結果、1579件のアクセスがあり、547件の相談に乗れた。平成28年度の1年間に電話で寄せられた相談は259件で、2週間で1年分を超えたことになる。ただ、アクセスが集中したため相談に乗れなかった1032件については、電話相談窓口を自動応答で案内する形になった。

寄せられた相談内容は、電話相談と比べると多岐にわたり、友人関係や恋愛、進路に関するものがあったという。この要因について、同県教委は相談のしやすさがあったとみている。

同県教委は今後、相談内容などの結果を評価・分析した上で、来年度の相談事業として検討するとしている。