海外留学奨学金をふるさと納税で 福井県がPR動画

福井県はこのほど、高校生の長期海外留学を支援する奨学金「福井県きぼう応援海外留学奨学金」のPR動画を、同県のふるさと納税サイトで公開した。動画には奨学金を得て留学した高校生が出演し、ふるさと納税を財源とする同奨学金への寄付を募っている。

昨年度に運用を開始した「福井県きぼう応援海外留学奨学金」は、1年間または2年間の長期海外留学を希望する、同県内在学高校生のための支援制度。1年間の支給上限は年30万円で、毎年若干名を採用する。2年間留学は、アジア地域へ留学する場合は年250万円、その他地域の場合は年300万円を上限として、毎年1人に支給する。

財源をすべてふるさと納税でまかなっているため、卒業後の進路選択に制限は設けず、純粋に高校生の夢や希望を応援できる制度である点が最大の特徴。税金を財源とした従来型の奨学金制度では、受給者が将来にその自治体で就職する必要があるなどの制限がある。福井県にゆかりはないものの、制度の趣旨に賛同する人からの寄付も多いという。

PR動画に出演しているのは、昨年度にこの奨学金を活用して留学した高校生。英語力が身に付いただけでなく、現地の人や同じ留学生仲間との交流が貴重な経験になったという。

同県は引き続き、この制度への寄付を募っている。

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