電子書籍の利用経験 学齢が上がるほど増加

小・中・高校生の子供のある保護者に質問した、わが子の電子書籍利用経験
小・中・高校生の子供のある保護者に質問した、わが子の電子書籍利用経験

㈱ベネッセコーポレーションのサービス「電子図書館まなびライブラリー」はこのほど、小・中・高校生とその保護者を対象に行った、電子書籍の利用状況や読書を通じて起きた変化などの調査結果を公表した。電子書籍を使う割合は、子供の学齢が上がるほど増えていた。また、半数以上の小学生が「興味のあることが増えた」と回答した。

小・中・高校生の子供を持つ保護者2万4758人に、子供の電子書籍利用経験を聞いたところ、「読んだことがある」と答えたのは、小学生19.2%、中学生27.3%、高校生33.9%。学年が上がるにつれて利用率が増加するのが分かった。

また、「まなびライブラリー」を月1回以上利用している小学生8730人に、電子書籍を読み始めてからの変化についても質問したところ、「すきな本が見つかった」78.6%、「本がすきになった」66.5%など、読書に対して前向きになっている子供が多かった。

さらに、「興味のあることが増えた」56.8%、「わからないことがあったら自分で調べるようになった」33.3%など、子供の興味・関心、好奇心などに好影響を与えているのが明らかになった。
「まなびライブラリー」検索キーワードは、小・中・高ともに「恋」が1位にランクイン。「恋愛」も小学生で4位、中学生・高校生で2位と、普段興味があっても手に取りにくいジャンルの本を電子書籍で読んでいる様子がうかがえる。

小学生で8位だった「歴史」は、高校生で3位にランクアップ。「新書」も8位と、学校の授業に役立つ本へのニーズが高くなる傾向がみられた。

ランキングは、小学生22万9101人、中学生7万5535人、高校生759人を対象に、8月25日~9月24日の検索動向を学校段階別に集計した。集計結果には一部、個別の出版社・署名の一部を含む。

調査結果について、担当者は、興味・関心があるものについて知識や経験を得たいという子供の思いと、電子書籍の使い勝手の良さが子供の読書体験を広げていると分析した。