中学生に先進的科学教育 さいたま市SSH認定校で

さいたま市立大宮北高校が実施する「中学生のための先進的科学教育プログラム(ASEP Jr.Hi)」が、このほど始まった。来年の1月20日までに計4日間、同市内の中学2年生13人が、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)認定校の同校で高度な科学知識やプレゼンテーションの基礎を学ぶ。参加した中学生たちは積極的に挙手や発言をするなど、初日から活況をみせた。

同校は平成28年にSSHに認定された。グローバルサイエンスリーダーの育成を目指し校内の数理研究や英語教育に力を注ぐ一方、地域の理数教育の中心として校種を超えた教育活動にも取り組んでおり、今回のプログラムもその一環。

4日間で▽化学、生物、スポーツサイエンス、数学の各講義▽走査型電子顕微鏡を用いた実習▽オールイングリッシュによる講義(English Shower)▽成果物ポスター作製とプレゼンテーション――を実施する。

初日はイカの体の構造やpH(ペーハー)などを題材に、同校教員による電子黒板を用いた対話的な講義や電子顕微鏡を用いた実習が行われた。事前応募で集まった生徒たちは、中学校で体験できない高度な内容に対しても意欲的な様子をみせ、活発な議論も展開。次回(12月25日)は同校生徒も加わりイカの解剖などの実験やALTによる英語のみの講義を行う予定。

同校の早川光男教頭は「SSH活動を推進するに当たり、本校の生徒の育成ももちろんだが、地域の拠点校として取り組みをどう広げていくか考えていた。手さぐりではあるが、こうした試みが広がりをみせ、地域の小・中学校との連携を図るきっかけになればと期待している。初日の中学生の反応に教員たちも手ごたえを感じており、次回に向けて、すでに準備を進めつつある」と語った。ALTによる英語のみの講義を行う予定。

同校の早川光男教頭は「SSH活動を推進するに当たり、本校の生徒の育成ももちろんだが、地域の拠点校として取り組みをどう広げていくか考えていた。手さぐりではあるが、こうした試みが広がりをみせ、地域の小・中学校との連携を図るきっかけになればと期待している。初日の中学生の反応に教員たちも手ごたえを感じており、次回に向けて、すでに準備を進めつつある」と語った。

関連記事