運動部活の実態調査 中学校長は顧問の負担軽減で悩み

スポーツ庁は11月17日、平成29年度「運動部活動等に関する実態調査」の速報値を公表した。部活動に関する悩みでは、公立中学校長の約8割が「顧問教員の負担軽減」、公立中・高校の顧問教員の約5割が「校務が忙しく、思うような指導ができない」を挙げた。

同実態調査は、全国の公私立の中・高校845校を対象に今年7月3日~20日に実施。運動部活動の活動実態や意識について、校長、教員、部活動指導者、生徒、保護者別に調べた。

部活動の悩みでは、公立中学校長の「顧問教員の負担軽減」が79.5%と最多。公立高校長でも同様で、79.2%と最も多かった。

運動部の主担当顧問は、「校務が忙しくて思うように指導できない」が公立中学校教員で54.7%、公立高校教員で54.0%と最多になった。

校長の顧問教員の配置方針では、「全教員が当たるのを原則に、複数人の顧問を配置」の回答が、中学校では公立で64.0%、私立で40.6%。高校では公立で68.6%、私立で34.4%だった。

公立の中・高校共に、運動部生徒の学期中の休日(土日)1日当たりの活動時間として最も多かったのは「約3~4時間」だった。中学では土曜36.0%、日曜23.0%の割合で、高校では土曜31.4%、日曜21.2%だった。

学期中の平日の活動時間の決まりの有無について、公立中学校長の約9割と公立高校長の7割強が「ある」と回答。「1日3時間以内」が公立中学校で16.9%、公立高校で15.3だった。