長時間過密労働の解決求め 全日本教職員組合が提言

会見する小畑雅子書記長(中央)ら
会見する小畑雅子書記長(中央)ら

全日本教職員組合(全教)は11月20日、文科省で記者会見を開き、教職員の長時間過密労働の抜本的な解決を求める提言を出した。教職員定数の根本的な改善や、給特法改正などを求めた。

提言では、▽教職員の働き方や働かされ方の実態▽同組合の取り組みの到達点と文科省が進める働き方改革の問題点▽深刻さを増す長時間過密労働の原因▽教職員の長時間過密労働の解決の方向▽教職員の長時間過密労働の抜本的な解消に向けた基本要求――について言及。

教職員定数の抜本的改善を求めつつ、▽少人数学級を小学校から高校まで実現する▽教員一人あたりの持ち授業時間数に上限を設定する――ことを訴えた。

また給特法については、時間外勤務の基本原則は堅持した上で、教職員の長時間過密労働を、同法や労働基準法、労働安全衛生法に沿って解決してもらいたいとした。

他にも、▽勤務時間内での授業準備時間の確保▽競争主義的な教育政策からの抜本的な転換▽教職員のチームワークを高めるための施策▽全教職員がそれぞれの専門性を生かしながら、自由闊達に話し合える協働の仕組みの必要性――などを訴えた。