大学入学共通テスト「英語」 民間試験の募集開始

(独)大学入試センターは11月24日、大学入学共通テストの英語における民間検定試験の参加団体(実施主体)の募集を開始した。来年の3月末までに参加要件などの確認や調整を行い、どの試験が用いられるかを決定する。平成32年度から、実施主体に選ばれた検定試験の結果を、受検生が志望する大学などに成績提供するようになる。

これは「大学入試英語成績提供システム」と呼ばれ、実施主体と同センターとの間で協定書を取り交わした上で、受検生の検定試験の成績のデータを、同センターが一元的に集約。要請のあった大学などに対し提供する。

参加要件は、▽国内での2年以上の実績▽高校生の受検や大学入学者選抜への活用実績▽英語の4技能をバランス良く評価し、技能別の成績を提供可能▽学習指導要領との整合性▽CEFRとの対応と、その根拠が検証できる体制の整備▽毎年度4月~12月に試験を複数回実施▽経済的に困難な受検生や障害等のある受検生への配慮▽試験監督および採点の公平性・公正性▽採点の質の確保▽不正や情報流出などへの防止策――など。

さらに、データの管理・提供の条件として、▽同センターが発行するIDによって、受検生を特定できるデータを提供▽成績提供が可能な時期をあらかじめ公表▽受検生から同センターに送付を依頼された試験成績については、受検生への結果通知後、速やかにデータ提供する▽成績は、スコアとCEFRの段階別成績、合否のデータを提供する――などが示された。

同システムの募集期間は12月20日まで。12月下旬に申し込み状況の公表をし、高校学習指導要領との整合性やCEFRとの対応関係などの確認を行い、来年3月末をめどに確認結果と各検定試験のCEFR対照表を公表する。

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