行政が子供の睡眠を支える 淀川区が健康アワード受賞

大阪市淀川区はこのほど、厚労省が主催する「第6回 健康寿命をのばそう!アワード」で、同区が進める子供の睡眠習慣改善支援事業「ヨドネル」が、子ども家庭局長賞自治体部門優良賞を受賞したと発表した。

「ヨドネル」は、同区が区を挙げて取り組む、子供の睡眠習慣改善プロジェクト。スマホやゲーム、コンビニなど、子供の睡眠を阻害するものが身近にある現状を危惧した保護者の声を受け、平成27年度から始動した。

同賞は、母子の幸せで健康な暮らしを支援するための健康増進を目的とする、優れた取り組みを行っている団体などを表彰する<母子保健分野>で受賞。

▽官学連携の手法の活用▽データに基づく啓発▽ICTの活用▽分権型教育行政――の4点で評価された。

睡眠の重要性をより説得力をもって伝えるため、大阪市立大学と連携して「ヨドネル大規模調査」を実施。区内の小・中学生6千人から得たデータを脳科学の視点から分析し、睡眠と疲労、学習意欲の相関の実態を明らかにした。

分析結果は各学校へフィードバックし、学校ごとの自律的な取り組みに生かしている。

また、睡眠習慣と相関があるスマホ習慣にも着目。

スマホなどのデジタル機器と上手な付き合い方を子供たちに身に付けさせるため、生活習慣が乱れやすい長期休暇中の毎晩21時に、区公式LINEアカウントから、職員自作のオリジナルキャラクターが早寝を呼びかける画像を配信するなどしている。