10人に1人がAO入試で大学に 推薦も3人に1人

文科省はこのほど、平成29年度の国公私立大学・短期大学の入学者選抜実施状況を公表した。アドミッション・オフィス(AO)入試や推薦入試による入学者は増加傾向にあり、四年制大学全体で、10人に1人がAO入試、3人に1人が推薦入試で入学している状況が明らかとなった。

四年制大学の志願者数は▽国立38万936人▽公立16万506人▽私立391万3897人――となり、28年度と比べて国立で2652人減少した。

倍率は▽国立4.0倍▽公立5.4倍▽私立8.3倍▽計7.5倍。国公立は横ばい、私立は上がった。

短期大学の志願者数は▽公立短期 6874人▽私立短期 7万7997人。公立短期で132人、私立短期で5075人減少した。

倍率は公立短期が2.4倍、私立短期が1.3倍で、公立短期は横ばい、私立短期はやや下がった。

AO入試を実施している四年制大学の数とその割合は、▽国立54校(65.9%)▽公立26校(30.2%)▽私立474校(81.3%)▽計554校(73.8%)――で、いずれも28年度より増加した。

入学者数の割合では、国立で3.3%、公立で2.4%、私立で10.7%を占めた。

短期大学では、公立短期が5校(33.3%)、私立短期が261校(85.9%)で、入学者数の割合は、公立短期が4.5%、私立短期が24.8%を占めた。

推薦入試を実施している大学数とその割合は、▽国立78校(95.1%)▽公立84校(97.7%)▽私立581校(99.7%)▽計743校(98.9%)――で、28年度と比べると、国立で減少、公立、私立で増加した。入学者数の割合では、国立で12.2%、公立で24.4%、私立で40.5%を占めた。

短期大学は公立、私立共に全ての大学で推薦入試を実施しており、入学者数の割合は、公立短期で42.3%、私立短期で60.6%を占めた。

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