新産業担う進学予定者を支援 福島県が補助金交付

福島県内でエネルギー、ロボットなどの成長産業に就職を希望する、平成30年度の大学理系学部進学予定者を対象にした、奨学金返還支援事業の応募者募集を、同県教委がこのほど開始した。

東日本大震災や原発事故で失われた産業基盤の再構築を目的に、同県は再生可能エネルギーや医療、ロボット関連産業の集積・育成などを図る国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」を推進している。補助金交付を通じて、地域経済を牽引する成長産業の担い手を育成するのがねらい。

学生は貸与を受けた奨学金のうち、卒業までの4年間の貸与額(48カ月分)に相当する額を補助金として受け取れる。

募集対象は▽大学進学後に(独)日本学生支援機構の第一種奨学金の貸与が決定している▽平成30年4月に大学理系学部1年に在籍を予定している▽大学卒業後、支援対象となる産業に正社員として就職し、5年以上同県内で勤務・定住を予定している――の全要件に該当する者としている。

支援対象となる産業は①エネルギー②医療(創薬関連含む)③ロボット④環境・リサイクル⑤輸送用機械(航空宇宙関連含む)⑥電子機械⑦ICT⑧6次化関連――の8産業。募集人数は10人程度で、30年3月30日まで応募を受け付ける。

応募方法の詳細は同県ホームページに。