日本財団の優秀賞 「日本教員多忙化対策委員会」に

表彰された浅谷治希さん(右)と笹川陽平日本財団会長(左)
表彰された浅谷治希さん(右)と笹川陽平日本財団会長(左)

社会課題の解決に取り組む革新的な人材を表彰する「日本財団ソーシャルイノベーションアワード2017」が12月14日、東京都港区の同財団で開かれ、「日本教員多忙化対策委員会」を立ち上げた浅谷治希さんが優秀賞に選出された。浅谷さんには年間上限5千万円が3年間(計1億5千万円)、支援される。

浅谷さんは、業務効率化を進める教員個人のノウハウを蓄積・共有し、教員全体の業務効率向上を目指すプロジェクトとして、「日本教員多忙化対策委員会」を立ち上げた。

同財団は、同プロジェクトが運営する教員向けSNSでの知見やネットワークを活用し、広く社会からの共感を獲得しながら、有効な解決策を提示することが期待できると評価。一方で、教育システム全体に影響を与えられるかが今後の課題だと指摘した。

浅谷さんは「多忙化の解消により、教員の資質が向上すれば、教育全体の質も上がる。このプロジェクトに多くの人たちを巻き込んで、世の中に価値を出していきたい。テクノロジーに限らず、問題を解決できる方法を見つけていく」と語った。

浅谷さんは、慶應義塾大学経済学部を卒業後、ベネッセコーポレーションなどを経て、2013年に㈱LOUPEを設立。同社は、全国の教員がつながる「SENSEI NOTE」、教員向けのイベントまとめ「SENSEI PORTAL」を運営している。