高知県が保幼小接続プランを策定 様式や記載例を公開

高知県は12月19日、策定した「保幼小接続期実践プラン」を同県ホームページで公開した。県内の小学校区の実態に応じて活用し、保育所・幼稚園と小学校との円滑な接続・連携を図るためのカリキュラムを計画できるよう、様式と共に記載例、実践例も掲載している。

5歳児の9~12月の3期、1~3月の4期の学習内容や、家庭との連携などを示した「5歳児後半の年間指導計画」と、小学校に入学した直後の数日間の学校生活や活動内容を整理した「スタートカリキュラム」(週案・指導案)を示した。これらを、保育所・幼稚園と小学校との接続期のカリキュラムとして、現場で活用する。

保育者と小学校教員とで子供の育ちを協議する際の補助資料としての活用を想定し、幼児期の終わりまでに育って欲しい姿を整理した「10の姿共有シート」も示した。

10の姿とは、①健康な心と体②自立心③協同性④道徳性・規範意識の芽生え⑤社会生活との関わり⑥思考力の芽生え⑦自然との関わり・生命尊重⑧数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚⑨言葉による伝え合い⑩豊かな感性と表現――で、それぞれについて、5歳児後半の学びの芽生えから小学校入学当初の自覚的な学びへ向けて、重視したい子供の姿や学習活動などを示した。

また、「学びの芽生えから自覚的な学びにつながるイメージシート」として、保・幼と小学校の接続を図った具体的な実践例を示している。例えば、5歳児の9月にリレーのチーム分けを行わせ、ルールの共有や数を数える、言葉で伝えるなどの活動を体験させた後、小学校の算数や体育で、リレーを題材にして、チーム分けや遊び方の工夫を話し合わせる授業を行うなどの実践が掲載されている。

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