核廃絶に向けた活動 高校生平和大使が外務大臣に報告

活動を報告する高校生平和大使(外務省HPより)
活動を報告する高校生平和大使(外務省HPより)

核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴える「高校生平和大使」(ユース非核特使)15人が12月20日、河野太郎外務大臣を外務省に表敬訪問した。同大臣は、核廃絶に向けた国連機関への署名や国際会議のスピーチなどの活動報告を聞き、今後の活躍に期待を示した。

高校生平和大使は今年8月に、ユース非核特使としてスイスのジュネーブにある国連欧州本部などを訪問し、核廃絶に向けた約21万4千人分の署名を提出した。また、軍縮会議日本代表部における、各国外交団を交えた意見交換会では、核廃絶を訴えるスピーチを行った。

同大臣は報告を受け、「国際化する社会においては、英語で海外にメッセージを発信することが大切であり、努力を続けてほしい」と述べた。

高校生平和大使は、1998年のインド・パキスタンの核実験をきっかけに、2001年から毎年、核廃絶を求めた署名を国連に提出している。国連では「ヒロシマ・ナガサキ・ピース・メッセンジャー」として知られ、高い評価を受けている。また13年以降は、外務省からユース非核特使としての委嘱を受け、被爆者の高齢化が進む中、被爆の実相を次世代に継承し、軍縮・核不拡散に向けたさまざまな取り組みを行っている。

昨年までは、軍縮会議本会議で代表が演説をしていたが、今年は中国の要請で見合わせた。

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