東京代表が優勝 科学の甲子園ジュニア大会

優勝した東京都代表チーム
優勝した東京都代表チーム

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)はこのほど、茨城県つくば市で「第5回 科学の甲子園ジュニア全国大会」を開催した。各都道府県の代表チームの中学生が、理科や数学などの知識や実践能力を競った。優勝は東京都代表チーム。以下、茨城県チーム、北海道チームが続いた。

「科学の甲子園ジュニア全国大会」は、科学と実生活がどう係わっているか、中学生に楽しく学んでもらいたいと、JSTの主導で2013年から始まった。今年は各地の選考会に約2万8千人の中学1、2年生が参加。予選を経て、47都道府県それぞれから6人構成の47チーム、282人が本大会に進んだ。

大会競技は筆記競技と実技競技から成る。筆記競技では、理科、数学、情報の中から、習得した知識を問うた。実技競技は、実験・実習、考察と科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を測った。

実技競技では、「ザ・キューブ」と「惑星Xにて」と題された2種目を行った。「ザ・キューブ」は、直径20ミリ、重さ32グラムのステンレス製球体ができる限りゆっくり落ちるような装置を、45センチの立方体に納まるように限られた素材を使って作るのが課題。「惑星Xにて」は、会場である体育館の壁に設置された天体模型を自分たちで組み立てた望遠鏡で観測し、惑星の公軌道を求めたり、太陽と惑星の位置関係を推察したりして、惑星地図を作成する競技。課題の内容は事前に公開されており、生徒らは当日まで試行錯誤を繰り返して本番に臨んだ。

開会式では、睡眠研究で世界的に知られる柳沢正史筑波大学教授が講演を行った。競技終了後のエキシビションでは、つくばに拠点を置くJAXAや産業技術総合研究所などの各研究機関がブースを出展して生徒らと交流。科学技術に関する質問が飛び交った。

第6回大会はは2018年12月上旬、同じく茨城県つくば市で開催される予定。