教員と医師の運営協議会設置案も 医療的ケア検討会議

学校における医療的ケア検討会議の第2回会合
学校における医療的ケア検討会議の第2回会合

「学校における医療的ケアの実施に関する検討会議」は12月26日、第2回会合を文科省で開いた。学校と医療関係者が連携し、校内で子供に適切な医療対応をとるための体制や、教委や校長の役割分担を検討した。

事務局は、学校で医療的ケアを行う上での学校や教委の課題と、今後の体制整備の指針などを提示。

教委の課題としては、▽医療的ケア実施の可否の判断や、実施への手続きが不明確▽医師が不在な学校下での対応▽看護師と教員の役割の明確化と連携の工夫が必要――などを指摘した。

また、教委が体制整備で果たす役割として、▽各学校への看護師配置▽学校と医療機関の連携協力▽教員の認定特定行為業務従事者の養成▽医療安全に関する指針の提示――などを挙げた。総括的な管理体制のため、医師と学校関係者らによる「医療的ケア運営協議会」を設置する案も出された。

校長の役割としては、▽各教職員の責任分担の明確化▽学外を含めた連携体制の構築・管理・運営――などを挙げた。

委員からは「全教員に学校の医療的ケアに関する基本的理解を持ってもらう必要性がある」などの意見が出た。

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