コミュニティ・スクールの意義 文科省でフォーラム

文科省で行われた学校づくり推進フォーラム
文科省で行われた学校づくり推進フォーラム

文科省はこのほど、コミュニティ・スクールの取り組みや意義を伝える、2017年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」を省内で開いた。コミュニティ・スクールで学んだ若者たちの体験談発表や、研究者による講演などが行われた。

登壇した4人の若者は、同スクールでの学びを体験に基づきながら話した。

京都市のコミュニティ・スクールで学んだ青木月丸さんは「学校内の学びを超え、地域を舞台にした多様な学習機会が得られた」と説明。

東京都三鷹市のコミュニティ・スクールで学んだ原田大輝さんは「学校教育に地域のさまざまな大人が参画してくれる中で、先生や友人に話しづらい相談などができた」と振り返った。

福岡県春日市の石川賢人さんは、コミュニティ・スクールでの学びの経験が、多様性の理解と人間成長につながったとした。

山口県光市の片山留奈さんは、コミュニティ・スクールによって学校生活の安心感が得られ、考え方の視野が広がり、自己肯定感が高まったことを挙げた。そして、「地域の人に登下校時などに見守られながら、成長を励ましてもらった。高齢者から昔の生活や体験を聞いたりする中で、自分が知らなかったことを知り、考えが深まった」などと話した。

兵庫教育大学教職大学院の小西哲也教授は、コミュニティ・スクールの意義や教育効果について講演。

教育目標の生きる力を達成し、子供たちの自立や社会性を育むためには、コミュニティ・スクールによる「社会に開かれた教育課程」が重要と指摘。学校と地域が連携する中で、地域の人が教員の仕事を深く理解できるようになり、より良い協働につながるという効果も挙げた。

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