高校の修学旅行先は海外 公立で約1割、私立で3割超

台湾を修学旅行で訪れる生徒は東南アジアや北米全体に匹敵
台湾を修学旅行で訪れる生徒は東南アジアや北米全体に匹敵

全国修学旅行研究協会は1月26日、全国の高校を対象に実施した「修学旅行・海外研修実施状況調査」の結果を公表した。公立高校の約1割と、私立高校の3割超が修学旅行先を海外と答えた。旅行先では台湾が262校、4万人超となり、トップだった。

同調査は、全国の公立・私立高校4925校を対象に実施。海外への修学旅行を実施したのは公立375校、私立467校で、36カ国・地域に1180校16万3245人が訪れた。

訪問先の上位10カ国・地域は、①台湾②シンガポール③オーストラリア④グアム⑤マレーシア⑥ハワイ⑦アメリカ本土⑧カナダ⑨ベトナム⑩ニュージーランド――で、北アメリカ、台湾、オセアニア、中国、韓国を訪問先に選ぶ高校が増えた。

その一方で、テロなどの影響から、フランスやイギリスを中心としたヨーロッパは減少傾向が続いている。また、2014年に起きたフェリー転覆事故などの影響で減少を続けていた韓国は、私立で増加に転じるなど、持ち直した。

都道府県別では、広島県や京都府の公立高校での海外への修学旅行実施率が30%を超えているほか、滋賀県の私立高校が70%を超えているのが目立つ。

修学旅行以外の海外研修の実施状況についても調査された。実施しているのは、公立756校、私立671校で、前年度から実施校数、件数共に大きく増加し、参加生徒数も1万人近く増加した。研修内容は、ホームステイや語学研修が1156校、27794人で、校数比、人数比共に約半分を占めた。

訪問先となるエリアは、オセアニア、北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアが多かった。

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