中学部活は週4日以内 静岡市教委がガイドライン策定

静岡市教委はこのほど開いた定例会で、活動日や指導の在り方を規定した中学校部活動ガイドラインを策定した。2017年9~10月に募集したパブリックコメントを踏まえたもの。活動日数を週4日以内とするほか、年間で6日「部活動なしの日」を設定し、教員の負担軽減を目指す。今年4月1日からガイドラインに沿った部活動の実践を行い、19年8月から全面実施する。

同ガイドラインでは▽活動日などを平日週3日(原則として火・水・金)と、土日のいずれか1日▽「部活動なしの日」を市一斉で5・11・12月に1日ずつ、中学校ごとに年3日設ける(計6日)▽活動時間は学校で定める下校時刻まで――と規定。また、指導の在り方として①生徒が主人公②体罰暴言禁止③過度にならない活動量④安全管理の徹底⑤生徒も指導者も達成感を実感――の5原則を定めている。

指導者に関しては、同市が全国に先駆け導入した「ライセンス制の外部顧問」が、教員の補助、ならびに同等の役割を担う。土日を含む練習の単独指導や、大会参加生徒の単独引率も行う。

策定前の中間案に対するパブリックコメントは343件で、「部活動の活動日の設置」に関する意見が最も多く131件を占めた。中間案では月の活動時間の上限を45時間と設定していたが、「根拠が曖昧」「分かりにくい」といった意見が寄せられたのを受け、この記載を削除。今年4月からの1年間は各校長に裁量を委ねる形とし、実施状況における効果・課題を検証して進めていくこととした。この間、校長は「学校週5日制の趣旨を確認、徹底し、保護者への啓発に努め」「部活動の見直し」を行った上で、特に必要と認めた場合は別の活動日を許可できる。

同市の43市立中学校は、18年4月1日から19年7月31日までの経過措置期間を経て、19年8月1日からの全面実施に臨む。