小学校3.5倍、中学校7.4倍 17年度教採実施状況

2017年度公立学校教員採用選考試験の実施状況
2017年度公立学校教員採用選考試験の実施状況

文科省は2月7日、2017年度の公立学校教員採用選考試験の実施状況を取りまとめ、公表した。受験者総数は16万6068人で、前年度から2.6%減少。採用者総数は3万1961人(同1.6%減)で、00年以降増加が続いていた採用者数は17年ぶりに減少となった。競争率は全体で5.2倍となり、小学校3.5倍(同0.1ポイント減)、中学校7.4倍(同0.3ポイント増)、高校7.1倍(同0.1ポイント増)で、おおむね前年度と同水準だった。

今回示されたのは、全68都道府県・指定都市・豊能地区(大阪府)教委で実施した17年度の採用選考を対象として、受験者数、採用者数、受験者および採用者の経歴などを調査したもの。

受験者数の内訳は▽小学校 5万2161人(同2.7%減)▽中学校 5万7564人(同2.6%減)▽高校 3万4177人(同4.2%減)▽特支校 1万513人(同0.8%減)▽養護教諭 9840人(同0.5%減)▽栄養教諭 1813人(同13.1%増)――で、栄養教諭を除き減少。

採用者数の内訳は▽小学校 1万5019人(同2.2%増)▽中学校 7751人(同6.4%減)▽高校 4827人(同5.5%減)▽特支校 2797人(同1.7%減)▽養護教諭 1328人(同0.5%減)▽栄養教諭 239人(同14.9%増)。採用者を府県別にみると①東京都 2837人②大阪府 1787人③埼玉県 1781人④愛知県 1470人⑤千葉県 1454人――の順に多かった。

競争率は▽小学校 3.5倍(同0.1ポイント減)▽中学校 7.4倍(同0.3ポイント増)▽高校 7.1倍(同0.1ポイント増)▽特別支援学校 3.8倍(同0.1ポイント増)▽養護教諭 7.4倍(増減なし)▽栄養教諭 7.6倍(同0.1ポイント減)――とほぼ前年並み。地域別・校種別でみると▽小学校=鹿児島県8.9倍▽中学校=福島県15.8倍▽高校=沖縄県24.5倍――などが高倍率だった。

採用者に占める新卒・既卒の割合は、新卒が23.1%(同0.9ポイント増)、既卒が17.5%(0.1ポイント減)で、新卒が上回った。また、採用者の約半数(49.7%)を教職経験者が占め、民間企業などの勤務経験者は5.8%だった。

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