福島県楢葉町議会が文科副大臣に要望 教職員の増員など

要望書を手にする水落文科副大臣(中央)
要望書を手にする水落文科副大臣(中央)

福島県楢葉町議会の青木基議長らは2月8日、水落敏栄文科副大臣を訪問、原発事故で避難していた町民の本格帰町を見据えた町への教育支援と強化などを訴えた。副大臣に同町公立学校の教職員の増員配置や放課後・休日の学習支援体制の強化・充実などを求める要望書を手渡した。

要望書では、同町で東日本大震災に伴う原発事故の災害と避難生活がいまだに続いている現状を報告。その上で、今年を避難中の町民の多くが同町に戻れるようにする「本格帰町年」と位置付け努力している状況を示し、国の一層の支援を求めている。

教育に関する要望では、きめ細やかな学習指導体制と心のケアのために町内公立学校の教職員の増員配置や特別支援学級設置の要件緩和の継続を打ち出している。さらに児童生徒が質の高い教育を受けられるよう放課後や休日の学習支援体制の強化と充実も要望。その他に、被災児童生徒就学支援等事業交付金の2018年度以降の予算確保も要請した。

要望を受けた水落副大臣は、現在も多くの町民が避難していることへのねぎらいを述べた上で、「皆さんのご苦労に対して、まだまだ努力が足りないところがある」とし、国として引き続き支援したい旨の意向を示した。