学校環境衛生基準を一部改正 教室の温度などで基準変更

文科省は2月15日、学校保健安全法に基づき、教室環境などの検査項目やその基準、検査方法などを定める「学校環境衛生基準」の一部改正案に関するパブリック・コメントの募集を開始した。制度改正や学習環境の変化などを踏まえ、室温や水道の水質に関する基準や検査方法を変更するほか、机や椅子の高さに関する規定を廃止する。パブリック・コメントの実施期間は3月16日までで、改正された基準は来年度から施行される。

主な変更として、教室などの温度を、これまで「10度以上30度以下が望ましい」としていたものを「17度以上28度以下」とする。温度や湿度の測定では、アスマン通風乾湿計を、気流の測定ではカタ温度計または微風速計を用いるとされていたのを、温度は0・5度目盛りの温度計、湿度は乾湿球湿度計、気流は0・2メートル/秒以上の気流を測定可能な風速計を、それぞれ用いるように変更する。

また、学校のICT機器の普及に伴い、これまでは「コンピューター教室等の机上の照度は、500~1000ルクス程度が望ましい」としていたが、これを「コンピューターを使用する教室」とし、範囲を広げた。

その他にも▽水道の水質に関する基準や検査方法の変更▽机や椅子の高さ、適合状況に関する基準や検査項目の削除▽プールの水質の検査項目に関して「1週間に1回以上換水する場合は、検査を省略することができる」という記述を追加――などの変更が示された。

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