大学入試ミス18年間で4千件 ピークの15年度は300件超

大学入試のミス件数(文科省のデータをもとに作成)
大学入試のミス件数(文科省のデータをもとに作成)

文科省は2月16日、各大学から報告された入試ミスの件数を公表した。2000年度からの18年間で、国公私立合計で約4千件のミスが報告されており、昨年度は153大学291件だった。また00年度には28大学33件だったのが、ピークの15年度では178大学325件に上り、その後も250件以上の高止まりとなっている。

00年度以降に同省が各大学に対して報告を求めた結果、出題や採点、実施上のミスとして上がってきたものを集計した。募集要項のミスは含めない。

00~17年度の18年間に、国公私立合計で3978件のミスが報告された。そのうち国立大学は757件、公立大学は250件、私立大学は2971件だった。

年度別の推移をみると、00年度に33件だったのが、02年度に117件となり、05年度は210件と200件を超えた。その後も増え続け、ピーク時の15年度は325件と、ついに300件を超えた。その後は300件を下回っているものの、依然として高止まり傾向を示している。

近年は、例えば私立大学で入試ミスがあった大学数の約2倍程度の件数が報告されるなど、1つの大学で複数の入試ミスが発生している状況が伺える。

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