高卒の就職内定率は91.5% 8年連続で前年上回る

文科省は2月16日、今年度高校を卒業する生徒の就職内定状況を公表した。昨年12月末時点の就職内定率は91.5%で、前年同期と比べ0.6ポイント増となった。就職内定率としては8年連続で前年同期を上回った。また、来年度高卒予定者の就職選考日程も公表された。

同調査は、全国の国公私立の全日制および定時制高校を対象に実施。卒業予定者106万3680人のうち、就職希望者は18万6554人(前年同期比4466人減)で、就職内定者は17万726人(同2840人減)、未内定者は1万5828人(同1626人減)だった。

男女別では、男子が92.4%(同0.4ポイント増)、女子が90.1%(同0.9ポイント増)。学科別にみると、▽工業 96.9%▽商業 94.9%▽水産 94.3%▽農業 94.0%▽福祉 92.6%▽情報 92.0%▽家庭 91.9%▽総合学科 90.5%▽看護 88.3%▽普通 85.3%――だった。

都道府県別でみると、内定率の高い県は▽富山 98.2%▽島根 96.8%▽秋田 96.7%▽佐賀 96.6%――で、低い都府県は▽沖縄 65.9%▽東京 84.3%▽神奈川 85.6%▽大阪 86.3%▽福岡 86.8%――だった。東日本大震災で被害が甚大だった岩手県は95.7%(同0.1ポイント増)、宮城県は93.4%(同1.0ポイント増)、福島県も96.4%(同1.0ポイント増)と改善した。

また同省と厚労省は、全国高等学校長協会、経団連、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会と協議し、来年度の新規高校卒業者の就職に関する推薦および選考開始期日を申し合わせた。

ハローワークによる求人申込書の受付開始は6月1日、企業による学校への求人申し込みや学校訪問の開始は7月1日、学校から企業への生徒の応募書類の提出開始は9月5日(沖縄県は8月30日)、企業による選考開始および採用内定開始を9月16日とした。