安倍首相 部活動見直しと教職員定数の改善にも言及 

衆院予算委で学校の働き方改革について答弁する安倍首相(衆議院インターネット審議中継より)
衆院予算委で学校の働き方改革について答弁する安倍首相(衆議院インターネット審議中継より)

2月20日の衆院予算委では、安倍晋三首相は部活動の見直しや、教職員定数の改善についても言及した。学校の働き方改革に関する、公明党の浮島智子議員の質問に答えた。

部活動の支援や見直しに関する質問に対し、首相は「運動部活動は体力や技能の向上のほか、好ましい人間関係の構築に資するなど、教育的意義が高い。一方で、活動時間の過多により、生徒の健康への影響や、教員の負担が大きいなどの課題もある。スポーツ庁において、ガイドラインを今年度中に作成する予定だ。子供たちの身心の健全な成長と教員の負担軽減を図るため、運動部活動のガイドラインが徹底され、適切に行われるよう取り組んでいきたい」と答弁。

教職員定数の改善についても、「今日の学校を取り巻く環境は複雑化、困難化しており、学校に求められる役割も拡大している。教育の質を高めていくため、新学習指導要領の円滑な実施と、学校における働き方改革に向けて、引き続き、学校の指導・事務体制の効果的な強化を図っていきたい」と述べた。

そして、「日本の社会が大変複雑化し、家族の在り方、地域の在り方も大きく変わってくる中において、多くの教育に関わる仕事が教員の肩に背負わされているのが現実だろうと思う。さまざまな事務処理手続きなどもある。その中で、教員が子供たちと向き合いながら、正しく指導していく。この基本に戻れるように、しっかり効率化を図っていく」と強調。

「スクールカウンセラーを含めたチーム学校の層を厚くし、チーム学校全体によって子供たちの正しい育ちをしっかりと促していくのが大切だ。教員の皆さんが誇りを持って、矜持を持って、そして自信を持って、子供たちを指導、教育していくことは、子供たちにとっても間違いなく大きなプラスになっているだろうと思う」と述べた。

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