グローバル・コンピテンス調査 日本は不参加の方針

文科省はこのほど、OECDによる2018年のPISA(生徒の学習到達度調査)から新たに追加されるグローバル・コンピテンス調査で、日本は不参加とする方針を示した。同調査で出題される問題が、多様な文化や価値観による影響を受ける可能性を懸念し、慎重な議論が必要と判断した。

同省では、18年調査で出題される問題や分析方法などを見極めつつ、21年以降の参加を検討する。

教育新聞がOECDに確認したところ、同パリ本部教育局は「日本の参加見送りを承知しており、日本の不参加を残念に思っている」とコメントした。同調査への他国・地域の参加状況については回答を控えるとし、公表しなかった。また、同調査の実施にあたって、現時点で昨年12月に発表された枠組みからの変更はないという。

同調査は、これまでのPISAと同様に、15歳の生徒を対象とした認知テストと質問調査を実施する。グローバル化が進む中で、他者とコミュニケーションを図りながら行動していく力が、現代の若者にどれだけ備わっているかを多元的に測定する。