「ESD推進の手引」改訂など説明 教育円卓会議

ESDに携わる関係者らが出席した教育円卓会議
ESDに携わる関係者らが出席した教育円卓会議

日本ユネスコ国内委員会は2月21日、ESDに携わる省庁や学校関係者らによる、今年度の「持続可能な開発のための教育円卓会議」を都内で開いた。持続可能な開発のための教育(ESD)や、持続可能な開発目標(SDGs)に関する、文科・環境省の施策と予算などが報告された。

文科省の2018年度の施策では、日本・ユネスコパートナーシップ事業やアジア太平洋教育協力信託基金などが示された。

また、各学校がESDを具体的に実践する際に役立てる、同委員会作成の「ESD推進の手引」の改訂についても説明された。改訂版は3月初旬の完成を予定しており、新学習指導要領を見据え、▽SDGsを関連付けた教育の実践例▽学校現場のカリキュラム・マネジメントに役立つ構成――などが改訂ポイントとして挙げられた。

学校や自治体、NPO団体などのESD実践の説明もあった。

東京都江東区立八名川小の手島利夫校長は「ESDでは知識習得の学びだけでなく、子供たちの課題発見力や多様なアプローチ力を育成することが大事だ」と指摘。主体的・対話的で深い学びを実現するために、発表の場面や機会の工夫を図る重要性を強調した。また教員についても、「専門の教科や分野にとらわれず、ESDを視点にした幅広い学びの視座を持つのが重要だ」と述べた。