SNSカウンセラーが研修会 LINEでの相談手法を学ぶ

スマートフォンで相談文を送信する参加者
スマートフォンで相談文を送信する参加者

全国SNSカウンセリング協議会は2月28日、SNSでいじめや自殺などの相談に携わるカウンセラーの研修会を、都内で開いた。参加者はロールプレイなどをして、LINEを使った相談手法を学んだ。

研修会には、同協議会に加盟する全国心理業連合会や、関西カウンセリングセンターなどのカウンセラー33人が参加。講師からSNS上のコミュニケーションの流れや、特性について説明を受けた。

ロールプレイは、引きこもりや、精神疾患などを抱えた相談者からの相談事例に基づいて実施。全参加者が、相談者役と対応役の両方をローテーションして経験した。

対応役は数人のチームで、送られた文章から相手の思いや感情を丁寧に吟味して、ふさわしいと思われる返答を送信した。振り返りでは、互いに送受信したメッセージの感想を述べ、適切な返答について意見交換。LINEの特性を踏まえた、より良いカウンセリングスキルについて話し合った。

同協議会の浮世満理子特別顧問は「この研修会を通じて、SNSカウンセラーには、LINEの短文メッセージから相談者の感情や真意を汲み取り、ふさわしい相談につなげる力を高めてほしい」と話した。

参加したカウンセラーらは、LINE上で3月31日まで実施している、自殺防止対策のための厚労省の受託事業「SNSカウンセリング~ココロの健康相談」の相談員などとして活動する。