高校生の4人に1人 インターネットを5時間以上

子供たちのインターネット利用が長時間化している
子供たちのインターネット利用が長時間化している

内閣府は2月27日、「青少年のインターネット利用環境実態調査」の2017年度速報値を公表した。高校生の4人に1人が、インターネットを1日平均5時間以上利用しており、スマートフォンの普及などに伴い、子供のインターネット利用が長時間化している。

同調査は10~17歳までの青少年5千人と、その保護者5千人を対象に、個別面接などの方法で実施。スマートフォンや携帯ゲーム機などの情報端末によるインターネットの利用状況について、毎年調査している。

青少年がインターネットを利用する際の機器は、▽スマートフォン 50.0%▽タブレット 24.8%▽携帯ゲーム機 24.5%▽ノートパソコン 14.6%――が上位を占めた。スマートフォンのインターネット利用率は近年上昇し、▽小学生 23.0%▽中学生 54.6%▽高校生 94.1%――だった。

インターネットの利用内容をみると、高校生は▽コミュニケーション 89.8%▽動画視聴 84.9%▽音楽試聴 83.3%。中学生は▽動画視聴 80.3%▽ゲーム 73.5%▽コミュニケーション 70.4%。小学生はゲーム77.9%、動画視聴63.6%だった。動画視聴やゲーム、ニュースなどの割合が、近年増加傾向にある。

全体のインターネット平均利用時間は159.3分で、前年度と比べ5分増加し、2時間以上の割合も57.0%を占めた。小学生の平均利用時間は97.3分(前年度比3.9分増)で、2時間以上の割合は33.4%。中学生の平均利用時間は148.7分(同10.4分増)で、2時間以上の割合は56.7%。高校生の平均利用時間は213.8分(同6.5分増)で、2時間以上の割合は74.2%となるなど、学校種が上がるとともに長時間の利用傾向がみられた。特に高校生では、5時間以上の利用が26.1%を占めた。

保護者を対象とした調査では、84.4%の保護者が、いすれかの方法で子供のスマートフォンの管理を行っていると答えた。具体的には、フィルタリングの使用(44.0%)や子供のネット利用状況の把握(36.1%)などが挙げられた。一方で、インターネットの利用に関する家庭のルールについて、「ルールを決めている」という回答は、保護者の認識より青少年の実態の方が低い状況がみられ、全体で18.4ポイントのギャップがあった。