中高生が主役の科学研究所を常時開設 日本初の試み

(一社)日本薬理評価機構(PEIJ)は3月4日、中高生が実際に研究・論文作成や対外発表などに挑戦し、最先端の科学を肌で感じる日本初の試み「PEIJジュニアリサーチャー」育成プログラムを実施すると発表した。川崎市の集積施設「ライフイノベーションセンター」内の同機構研究室に「中高生が主役の科学研究所(Youth Science Lab)」を新規開設し、中高生の「PEIJジュニアリサーチャー」に常時開放する。同時に、このプログラムへの支援を呼び掛けるクラウドファンディングも開始した。

同機構はiPS分化細胞技術などを活用した、医薬品の次世代毒性・安全性評価法関連の研究などを行っている。同機構の岡本摩耶センター長は2017年3月、弊紙「円卓」において「新しい分野を開拓するとき、(中略)いかに適切な対応や思考ができるかが、新たな発見やイノベーション創出のカギとなるのかもしれない」と言及しており、今回のプログラムは、中高生にこのような思考を育む機会を提供する目的で立ち上がった。

「PEIJジュニアリサーチャー」の中高生は、Youth Science Labで好きなときに好きなだけ、最先端の研究を間近で見たり、実際に参加したり、子供の科学論文を書いたり、その成果を製薬企業の研究者の前で発表したりできる。学校の科学部などに所属していない生徒も個人での参加が可能。

同プログラムは安全への配慮、各種準備が整った5月ごろからの実施を予定している。

参加は無料。問い合わせ、申し込みは同機構ホームページに。また、Youth Science Labへの支援もクラウドファンディングで募っている。

関連記事