小・中の水環境保全活動を表彰 環境大臣賞など決まる

環境大臣賞を受賞したホタルの保護活動
環境大臣賞を受賞したホタルの保護活動

環境省は3月6日、全国の小・中学生などによる水環境保全活動を表彰する、「こどもホタレンジャー2017」の受賞団体を公表した。

環境大臣賞には、「ホタルを支える生態系の解明」に取り組んだ、和歌山県有田郡広川町立津木中学校の総合学習ゲンジボタル研究班が選ばれた。全学年の生徒が参加し、ホタルの保護活動と水辺環境などの調査を並行して進めた。環境調査では、ゲンジボタルの定点生息数や川の水質などを調べ、ホタル保護への情報発信なども行った。学校と地域住民が連携して、ホタルの幼虫の放流会なども開いている。

水環境保全賞は、地域の河川環境とホタルの保護を進めた静岡県湖西市の小・中学生活動グループ「今川こども自然クラブ」が受賞した。「今川のホタルや水辺の生き物を守ろう」と題し、川の清掃やホタル観察会などを実施。川につながる里山の環境保護にも視野を広げ、市内の全小学校が参加するなど、全市的に活動している点が評価された。

審査員特別賞には、茨城県水戸市の小・中・高校生のグループ「ホタルネットワークmito」と、園児から中学生までが集った秋田県由利本荘市の「松山町内にホタルを復活させる会」が選ばれた。

ホタレンジャーは、各地の水環境保全の取り組みをレポートで募集し、優秀な取り組みを表彰するもの。2017年度は、全国の小・中学校など18団体から応募があった。3月10日に都内で表彰式を行う。