英語プレテスト速報値 正答率が低い傾向の問題も

CEFRを踏まえた問題が出題された英語のプレテスト
CEFRを踏まえた問題が出題された英語のプレテスト

大学入試センターは3月14日、大学入学共通テスト(共通テスト)の導入に向けた試行調査(プレテスト)で、2月13日から3月13日まで実施した外国語科(英語)の結果速報値を公表した。プレテストには国立や私立を含む高校・中等教育学校158校が参加し、6303人の高校2年生が受検。当てはまる選択肢を全て選ぶ問題や選択肢が2回以上使える問題で、正答率が低い傾向にあった。

英語のプレテストは、リーディングとリスニングが行われ、共にマーク式による解答。国語や数学にあった記述式はなかったが、当てはまる選択肢を全て選択させる問題や、選択肢が2回以上、使用可能な問題が一部に含まれている。リスニングは、出題の音声を2回流すバージョンAと、1回流す出題と2回流す出題を混在させたバージョンBの2種類による比較が行われた。

リーディングの各問題の正答率では、最高がポスターのイベント告知の説明文を読み、主催団体の情報を把握する第1問Bの問1(CEFR、A2レベル)で、93.1%だった。最低は、当てはまる選択肢を全て選択させる問題で、黒こしょうと白こしょうに関する記事を読み、両者の類似点と相違点を整理する第5問Bの問2(同、B1レベル)で、6.2%だった。

バージョンAのリスニングの正答率では、最高は、短い発話を聞いて、バスに乗れたかどうかを把握する第1問Bの問5(同、A1レベル)で、89.9%だった。バージョンBの最高も同問題(第1問Bの問7)で、92.5%だった。

最低は、バージョンAでは短い発話を聞いて、誰がペンキを塗るかを把握する第1問Bの問6(同、A2レベル)で、12.6%。バージョンBでは、選択肢が2回以上使用可能な問題で、リーダーの説明からチームの分け方について必要な情報を聞き取る第4問Aの問21で、3.2%だった。

同センターでは現在、正答率などの分析を踏まえて、問題構成や内容についてさらなる検討を行っている。今年11月には、共通テストの実施を見据え、大学を会場としたプレテストも予定している。

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