19年度全国学力調査 国語と算数・数学で5分増

2019年度の全国学力調査の時間割イメージ
2019年度の全国学力調査の時間割イメージ

文科省は3月16日、「全国的な学力調査に関する専門家会議」(第5回)を開き、知識と活用を一体的に問うようになる2019年度からの全国学力調査の問題や実施方法について検討を行った。前回の議論を踏まえ、国語と算数・数学の調査時間が5分増える調査の時間割イメージが示された。

問題作成の基本的な考え方として、▽学習指導上、特に重視される点や身に付けるべき学力を具体的に示すメッセージとなる問題を出題する▽新学習指導要領の趣旨を踏まえ、知識と活用を一体的に問い、分析・活用の一層の充実を図る▽児童生徒が全ての問題に十分に取り組めるよう、解答時間に応じた適切な問題の分量とする――など提示された。

同会議での前回の議論を踏まえ、国語、算数・数学の調査時間については、学校の単位時間に合わせて、小学校では40分から45分に、中学校では45分から50分になる。中学校で導入される英語の調査時間については、「聞くこと」「読むこと」「書くこと」の調査は50分とし、「話すこと」はグループに分け、それぞれ15分とする。

知識と活用を一体化した具体的な問題作成のイメージは非公開とされたが、事務方からは「大問の中で、学校の授業や日常生活の場面を題材にし、一つのプロセスを構成する。その中に、基本的知識や技能を問うものとして、例えば国語であれば漢字の読み書き、算数・数学であれば、基本的な計算などが入るとともに、思考力・表現力・判断力を問うものとして、従来のB問題やA問題でも活用を意識したものも位置付け、児童生徒が無理のない流れで解けるように構成されるもの」と口頭で説明された。